睡眠薬の飲み方の正解と間違い

睡眠薬を服用するとき、市販の風邪薬や鎮痛剤のように食後が良いと思っている人はどれだけいるでしょうか。飲み方が誤っていれば十分な効果が得られないうえに、強い副作用を引き起こす危険性があります。

さらには依存性を高めることにもつながってしまうので、睡眠薬の飲み方を知って正しい方法で服用しましょう。

睡眠薬は就寝前の服用がベスト

風邪薬などとは違って、就寝前に飲むことで高い効果を得られます。多く利用される超短時間作用型の睡眠薬であれば、就寝30分~1時間前に服用していつでも寝られる状態にしましょう。

そうすることで効果のピークを迎えたときには、自然な眠気を引き起こして眠りにつけるようになります。
作用時間が異なるタイプの睡眠薬である、短時間作用型の場合は就寝30分~1時間前・中間作用型の場合は就寝1~3時間前・長時間作用型の場合は就寝3~5時間前の服用を心がけることで、より高い効果を得やすくなるといえるのです。

あまり早く飲み過ぎて、効果のピークを迎えるときに入浴など何かしら動いていると、せっかくの眠気をとばしてしまう可能性があるので、服用後はベッドに入って安静にすることも大切といえます。自身が選ぶ睡眠薬がどのタイプに分類されるか確認し、飲むタイミングを守りましょう。

服用量は成分によって定められている

薬の瓶と水の前で白い錠剤を手のひらにのせている
睡眠薬で有名なルネスタの有効成分はエスゾピクロンであり、基本的な飲み方は1日1錠を就寝前に水またはぬるま湯で服用する方法です。エスゾピクロンは2mgと3mgの成分量で販売されていることが多く、1回の服用は2mgで最大摂取量が3mgとなっています。

また食事の影響を受けやすい成分でもあるので、食後1時間以上経過してから服用することがおすすめです。睡眠薬は本来、「頓服」
といって症状が出たときだけ服用することが良い
とされていますが、睡眠障害で長く悩んでいる人は簡単には改善されません。

症状が酷くない場合には、2週間程度で服用を止められるよう調整することもおすすめです。ただしそれ以上の期間がかかる場合は、服用量や服用をやめるときの減薬などには十分に注意してください。

効果を最大限に得るために正しい飲み方を知る

早く飲み過ぎて十分な効果が得られなかったり、逆に遅くて結局寝不足や翌朝まで作用が残って仕事が辛いなんてことが起こらないためにも、睡眠薬の飲み方は確認しておきましょう。
そしてアルコールやカフェイン・煙草のニコチンも睡眠薬の効果を弱くしたり、副作用を強める可能性があるので、前後1~2時間の摂取は控えてください。

服用量は抑えたうえで高い効果を得られることが、より依存性や副作用を抑えることにもつながるので自身に適した量を正しい方法で服用しましょう。

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